People 社員インタビュー

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2018年 中途入社

近藤 惠 KONDO MEGUMI

チャレンジキッズおおたかの森園本園
保育士/主任

「流れる保育」というハンガリー教育を取り入れた教育制度に共感し、2018年4月1日にC・B・Hに入社、現在はチャレンジキッズおおたかの森園本園で主任として保育士をしている。残業の少なさから、仕事帰りにヨガに通い、オン・オフをしっかりと区別しながら、日々楽しみながら子どもたちを見ている。

ハンガリー教育を取り入れた
 「流れる保育」に感銘を受けた。

私はもともと保育士として違う保育園で働いていましたが、たまたま《ハンガリー教育》という研修を受けたところ、私がずっとやりたかった保育のやり方だと感じて、いろいろと調べてみたところ、ここC・B・Hの保育園では同様の教育を取り入れていたので、転職を決めました。ここでは「流れる保育」が特徴的です。簡単にいうと、一人ひとりのお子様に寄り添って行う保育のことです。お子様によってトイレに行く時間や食事のペースが違うと思いますが、お子様一人に対して保育士一人もしくは二人で関わって、じっくりとお子様に寄り添っているところがすごく大きな違いだと思います。一人ひとりに寄り添った保育がしたいという私のやりたかったことにあっている保育園として、今はとてもやりがいを感じています。

一斉保育と流れる保育の違い。
 保育園のルールは子どもたちと決める。

クラスみんなが集まって、同じ時間で同じことをする、というのが一斉保育。それに対して「流れる保育」とは、お子様と1対1で話している会話に興味を持ったお友達が自発的に集まってくる、というのが大きく違う点です。たとえば、ごはんを食べるときもみんなで「いただきます」、「ご馳走様でした」を言うのが一斉保育のやり方ですが、流れる保育では、食べるタイミングもご馳走様のタイミングもそれぞれのお子様で違います。これは自由保育でなく、お子様の自主性を大切にしたいという想いからです。そのため、ここではルールもお子様たちと作っています。たとえば、階段の上り方。これまでみんなが一斉に階段に上るから、ぶつかってケガをしたりしていたのですが、「どうしたらケガをしないでみんなが登れると思う?」とお子様みんなで話し合い、「一列になって手すりを掴みながら登る」と決めました。勝手にルールを作るのではなくて、お子様の自主性を大切にできるのが「流れる保育」の特徴です。

否定語は一切使わない。
 ハンガリー研修で学んだこと。

本場ハンガリーに保育の仕方を見に行きたいという想いがあって、入社1年目で1週間ほどハンガリー研修に行かせていただいたのですが、実際の保育を体験することができたことがとても良かったです。今は、そこで学んだことを、今後の保育園でどう生かしていくか、ということを毎日必死に考えています。日本とハンガリーでは、環境や条件が全然違うので、まったく同じものをできるかというと難しいですが、「できない」で終わらせるのではなくて、「この環境だったらどうできるかな」っていうところまで考えて、挑戦しているところです。その中でひとつ取り入れていることは、「否定語」を使わないこと。幼児クラスだと保育士の言葉を真似したりしてしまうので、声がけや言葉遣いを気を付けているのですが、否定してしまうとお子様たちの自主性は失われてしまいます。そのため否定語を使わないでどのように伝えるのがいいのか、悩みながら、お子様に肯定的に見せていくということが自分も他の保育士の中でもできるようになったのが嬉しかったです。

まずはなんでも、やってみる。
 それが何よりのスタート。

保育士の仕事をする上で大切にしていることは、やっぱり「挑戦する」ということです。初めて取り組むことも、失敗を恐れて引いてしまわないように《やってみようの心を育む》という保育園の理念に基づいて、やってみる。保育士自身がやってみようという心がけで日々過ごしていれば、お子様もやってみようという気持ちになって、いろんなことを経験できると思うので、こちらもいろいろ考えながら、挑戦しています。自分がやりたいことを提案して「それは違うよ」だったり、「もう少しこうしたほうが良いよ」という意見をみんなからいただきながら、クラスのことや職場の環境のことを整えています。もし一緒に働くとしたら、常に「挑戦」できる人が良いですね。あとは笑顔が多くて、お子様を一番大好きって思える人。楽しみながら仕事ができるところだと思うので、大好きなお子様と一緒に、自分が持っている力を発揮できる人と一緒に働けたら幸せだと思います。

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チャレンジキッズおおたかの森園本園/保育士/主任

近藤 惠 KONDO MEGUMI